SW工法とは
SW工法は、独自の高性能SWパネルによる 高気密・高断熱・高耐震構造。 冷暖房や計画換気システムを組み込んで、部屋ごとの不快な温度差や空気の よどみなど解消し、住まいの基本性能を大きく向上します。
・高性能SWパネルの特徴
発泡ポリウレタン60mmと同等の断熱性能をグラスウール( 16K)で得ようとすると106mmの厚さになります。 ※( )内は北海道仕様です。北海道仕様では、さらに断熱性能を強化した3枚ヒレタイプの断熱パッキンを採用しています。
・SW工法ツーバイフォー
・高気密、高断熱構造
玄関ドアやサッシ等は、基材のアルミと断熱性に優れた樹脂素材(アルミの1250倍)の複合構造。アルミの特長をそのままに、樹脂が窓まわりの激しい熱移動をしっかり抑えます。また、基礎部分の熱移動には、基礎の内側または床での断熱施行でしっかり対応します。
・高気密、高断熱構造
玄関ドアやサッシ等は、基材のアルミと断熱性に優れた樹脂素材(アルミの1250倍)の複合構造。アルミの特長をそのままに、樹脂が窓まわりの激しい熱移動をしっかり抑えます。また、基礎部分の熱移動には、基礎の内側または床での断熱施行でしっかり対応します。
窓まわりの断熱構造
断熱・防露サッシ
3.49W/(㎡・K)以下〔3.0kcal/(㎡・h・℃)以下〕 アルミ+樹脂の複合構造で高い断熱性能を発揮します。
基礎部分の断熱構造
基礎断熱
基礎に断熱材を施行します。 ※基礎の仕様は地域・地盤の状況によって異なります。
断熱玄関ドア
3.49W/(・K)以下〔3.0kcal/(・h・℃)以下〕 ドアに組み込んだ断熱材が、高断熱性能を発揮します。
床断熱
床の直下に断熱材をいれ、建物の断熱性能を高めます。 ※基礎の仕様は地域・地盤の状況によって異なります。
24時間計画換気システム
今日ではすっかり定着した“水を買う”という概念。日常の“ありふれたもの”に着眼し、自ら選択・購入するということで「健康」等の付加価値を手にするという考え方です。これは、住まいの高気密化で汚れやすくなった「室内空気」にも当てはまります。高気密住宅であるSW工法住宅では、使用する建具などに配慮してシックハウスの原因を取り除くだけでなく、24時間計画換気でいつもキレイな空気を保ち、ご家族の健康を守ります。
・冷暖房
SW工法住宅は保温性が高いので、暖房を停止しても温度低下はゆるやか。真冬の凍てつく早朝でも、すっきり目覚める快適温度をキープでき、暖房を入れれば少ないエネルギーですぐに温まります。
・SW工法における冷暖房について
SW工法のすぐれた保温性能と冷暖房との併用によって、一年を通して快適な居住環境を実現しています。 ※一酸化炭素を室内に放出する開放型の暖房設備は使用できません。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
温度差の少ない大空間
SW工法なら、上下の温度差が少ない快適な空間が作れます。 また、高い断熱性能によって空気の影響をうけにくく、 四季を問わず一年中快適な室内温度を保つ事が出来ます。
・機密性能の高いSW工法住宅は部屋の上下温度差が少ない
隙間の多い住宅ほど室内空気の流出入が大きくなります。冬場の室内で足元が冷たいのは、図のように流入した冷気が足元へ降りてきて、部屋の上下で大きな温度差が生じるためです。
・SW工法で実現する、快適な高気密・高断熱住宅
SW工法住宅の優れた保温性は、下の比較画像からも明らか。高気密・高断熱で外気に影響されにくく、頭から足元まで均一な温度の快適空間を保てます。
壁面温度熱画面による部屋の上下温度差の比較:実在住宅測定例
(赤系ほど温度が高く、青系ほど低いことを示します)
SW工法住宅
一般住宅 天井から床までほぼ均一な温度を保つため、足元まで快適です。(冬期暖房時) ※暖房方式によって異なる場合があります。
一般住宅
天井と床部分の温度差が大きく、すきま風のため足元に冷気がたまっています。(冬期暖房時)
部屋間の温度差が小さい
温度差の小さい生活空間は身体へのストレス軽減にとどまらず、 集中力アップによる作業の効率化など、ひとへのプラス影響が 多く期待されるため、家づくりにおける”温度設計”が 重要になります。 ondo_img1.gif ※次世代省エネ Ι 地域のように外気温が低い地域において吹抜けを設ける場合は、特に開口部と暖房設計に注意してください。
・温度差によるヒートショックが死亡率を上げている
冬場のトイレや浴室、脱衣所などで感じる不快感。その急激な温度変化は、体に大きなストレスとなり体調不良の原因になります。とくに高齢者には血圧上昇によって心臓に大きな負担がかかり、生命の危険を伴う重大問題となります。
高齢者の家庭内死亡事故の多くが入浴中、浴槽内での溺死であり、寒い時期に集中しています。その多くが温度差によるヒートショックで、心筋梗塞や脳出血・脳梗塞などを引き起こしたことが原因と考えられます。
・廊下やトイレ、洗面も快適空間を実現。
不快な温度差の代表例となるトイレや洗面空間も、SW工法住宅なら冷暖房を併せて室内温度を効率よくコントロール。温度変化の小さい快適な室内空間を実現できます。
SW工法住宅
居室
窓ぎわから部屋上下までほぼ均一な室内温度
トイレ
窓ぎわから部屋上下までほぼ均一な室内温度
一般住宅
居室
部屋上下の温度差大、足元は冷たく不快
トイレ
冷気に満ちたトイレ、居室との温度差大
※熱画像で示される温度分布は、壁面上の温度分布です。
・SW工法における冷暖房について
SW工法のすぐれた保温性能と冷暖房との併用によって、一年を通して快適な居住環境を実現しています。 ※一酸化炭素を室内に放出する開放型の暖房設備は使用できません。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
空気がきれい
24時間、365日換気システムで、 家の中はいつもきれいな空気。 ご家族の健康をしっかり守ります。
高気密にこだわるSW工法住宅なら、より質の高い計画換気を実現できます
・ワンランク上の高気密性能(C値=1,0)で、 質の高い計画換気を実現します。
SW工法住宅では、C値=1.0という高い気密性能にこだわり、隙間を極力抑えることで外気とともに出入りするホコリや砂塵などを大幅カット。また、計画換気により取り入れる外気は、フィルターを介し、花粉など微細な粒子まで取り除けます。
室内をゆるやかに空気が流れ、空気のよどみを少なくします。
計画された換気経路にもとづいて、ゆるやかな空気が流れ、室内空気のよどみを解消。空気のよどみによる室内の湿気上昇を抑制し、不快な結露の発生を抑えます。
空気の質にもこだわりご家族の健康をしっかり守ります。
近年、住まいの気密性が高まるにつれて「シックハウス」の被害が増加しています。換気不足の住まいでは、建材などから発生するホルムアルデヒドなどの化学 物質や、ごく微細なチリやホコリ、花粉といったハウスダストが滞留して空気を汚染。気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の発症を招くケース があります。
計画換気で、健康的な室内環境づくり
計画換気システムが24時間稼動することで、ホルムアルデヒドをはじめ室内の汚れた空気を戸外へ排出できます。SW工法住宅では、イニシャルコストを抑えたベーシックな排気型の計画換気システムや、快適性や省エネ性に優れた熱交換型計画換気システムなど次の3タイプからお選びいただけます。
SW工法住宅の計画換気システム(例)エコエア85)
けいざい君 排気型計画換気システム すっきり君 排気型計画換気システム(ダクトレス方式) エコエア85 全熱交換型計画換気システム (例)エコエア85
高効率全熱交換型換気システム「エコエア85」の詳細をニュースリリースでご覧いただけます。
地震や台風に強い
地震大国ニッポンにふさわしい、独自の「SWパネル」高耐震構造。
・独自の「SWパネル」高耐熱構造。
構造用面材(OSB)に断熱材(発泡ポリウレタン)を組み込み、さらに気密性を高め、耐震性とともに気密・断熱性を発揮する高性能パネルです。
・バランスのよい構造計画が災害に強い住まいをつくります。
木造軸組工法の場合、外力が柱や筋交いに集中して、建物がねじれやすくなります。SW工法は木造軸組工法に高性能SWパネスをプラスすることで、外力を建 物全体に分散してバランスをとる、災害に強い住まいを実現。SW工法で使用するSWパネルやサッシは、様々な試験で耐震性・耐風性をチェックし、その高い 安全性が実証されています。
壁強度の比較
一般住宅
柱や筋かいに大きな力が集中してかかる。
SW工法
壁面が一体となり、力が分散されるので地震に強い。
・壁倍率、5倍パネル
※実際の物件では、プランにより壁強度を考慮し壁倍率5倍と2,5倍のSWパネルをバランスよく配置します。 ※壁倍率5倍と2,5倍はパネルの取付方法が異なり、パネル構造は同じです。 ※上記5倍パネルは東北以南対応商品です。(北海道仕様は2,5倍)
床倍率の比較
SW工法では屋根パネル、小屋パネル、床パネルも一般的な木造軸組工法に比べ、高い床倍率が確保できます。これにより、プランの自由度を生かしながら、住宅性能表示「構造の安定」の最高等級取得が容易になります。 ※床倍率には、大臣認定制度の仕組みがないため、性能評価機関の独自評価となります。SW工法では、(財)日本住宅・木材技術センターにて床倍率試験を実施し、性能評価機関である(株)日本住宅保証検査機構(JIO)で評価される仕組みがあります。
地震や台風などの外力に強いモノコック構造
SW工法住宅は、壁面にSWパネル、床に28mm合板などを使用して強固な箱型を構成する高耐震のモノコック構造。台風や地震などの外力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
耐震性・耐久性にすぐれた鉄筋コンクリート基礎
堅牢な鉄筋コンクリートベタ基礎に、構造用金物を取付け高い耐震性を実現。さらに防湿シートを敷き、土台を腐らせる原因となる地面からの湿気を防ぎます。
SWパネルは、公的な防火試験に合格しています
SWパネルは「防火構造」と「準耐火構造」の大臣認定を取得しております。その優れた安全性から、防火制限地域においても必要に応じて建築規制に対応できます。
防災試験風景 試験 :(財)建材試験センター
結露対策
家族も住まいもいつも健康に。 二つの結露対策で安心・快適に過ごせます。
・見えない壁体内結露
住まいの結露対策は、目視できる窓まわりだけでは不完全。普段見ることのできない壁の中にも結露が生じ、躯体を傷める原因となることがあります。 壁体内結露はシロアリの発生や 構造材の腐食へつながり、 住宅寿命を縮めることに
一般住宅の壁内部の損傷例
水分を含んだ断熱材はその性能が低下するだけでなく、周囲の木材を腐らせる原因にもなります。さらにはシロアリの発生にもつながるため、大切な住まいを傷める可能性が高まります。
対策1 通気層構造と発泡ポリウレタンが見えない結露を防ぎ、耐久性を高めます。
断熱材の吸水実験
開始直後は発泡ポリウレタンとグラスウールはともに浮かんでいます。
24時間後、グラスウールは水が染み込み約3分の2沈んでしまいました。その結果、SW工法住宅に使用している発泡ポリウレタンは水を通しにくく、断熱性が低下しにくい素材であることが確認できます。
壁体内結露が発生しにくい構造
湿気を掃きだす通気層構造
SW工法なら、室内外から侵入してくる湿気に対してダブルの防湿対策。水分を通しにくい発泡ポリウレタン断熱材が室内側からの水蒸気をガード。さらに室外からの湿気も通気層から掃き出し、躯体の乾燥状態を保って耐久性を高めます。
通常の見える室内側結露
寒い時期、主婦の手をわずらわせるイヤな結露。その結露は放っておくと家族の健康を脅かす事があり、注意が必要です。
冬場の結露は、カーテンを濡らし
窓まわりのお掃除も大変。 冬の窓一面はびっしりと発生する不快な結露。それは床やカーテン を濡らし、冬の朝に余計な仕事を増やす原因となります。
結露を放置しておくとカビやダニの繁殖を促し、アレルギー発症の原因に。結露を放っておくと、湿気を好むカビの発生、さらにそれをエサとするダニの繁殖を増長させます。それらが引き起こすアレルギーは、風邪の症状にも似ており、原因を特定できないまま健康を損なう恐れがあります。
対策2 熱の出入りを大幅に少なくする高気密・高断熱部材を採用。
音が静か
外からの音を低減し、室内から外部への音漏れを抑え、心身ともにリラックスできる静穏な室内。
・SW工法の優れた機密性能、気になる騒音を抑えます。
騒音は、主に建物の隙間などを出入りしています。SW工法住宅は、気密・断熱パッキンによるSWパネルの高気密施工で、優れた遮音性能を発揮。さらには、SW工法で採用する断熱サッシが、高気密性かつ複層ガラス仕様によって遮音性能を一層高めます。
※SW工法では、建物の気密性能を確認するための気密測定を実施し、性能報告書ととも にお客様にお知らせいたします
80デジベルの不快な騒音も50デジベル程度まで減衰できます。(周波数500Hzの場合)
SW工法住宅の室内は、クルマやご近所からの騒音など、睡眠や大切な勉強などの妨げになる外部騒音も気にならない快適空間。また、楽器の演奏や映画鑑賞などで自らが大音量を出す場合にも、周囲を気にすることなく余暇時間を過ごせる快適な室内環境を実現します。
自由設計
スパーウォール工法は、和風から洋風まで、 お客様のご要望で自由設計できる高性能住宅です
・空間プランニングの自由度
自由設計でこだわりのスタイリッシュな外観、ご家族のライフスタイルにあった間取りプランを実現できます。 ※イラストの丸をマウスオーバーすると詳細がご覧いただけます。
エコロジーに配慮
「CO2ダイエットで、住まいから地球温暖化防止に貢献できます。」
・概算年間冷暖房費ランニングコストシュミレーション
SW工法住宅では、ランニングコストのシミュレーションを実施し、事前に冷暖房にかかる金額の目安を算出します。一般住宅との比較ができ、コスト削減の目安を知ることが可能です。 SW工法なら、建てる前から地球温暖化防止への貢献を考えた家づくりができます。
冷暖房コストシュミレーション (算出例)
SW工法住宅 | 一般住宅 | 【一般住宅との比較】 冷暖房消費エネルギー削減率 |
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---|---|---|---|
暖房費:灯油(円/年) | ¥61,100 | ¥144,600 | 56%削減 |
冷房費:電気(円/年) | ¥15,800 | ¥28,400 | |
合計(円/年) | ¥76,900 | ¥173,000 | |
各住宅共、ヒートショックの少ない全館冷暖房の住まいを実施した場合、 SW工法住宅は一般住宅の約56%の削減効果があります。 |
CO2ダイエット診断書でCO2削減量がわかります
SW工法は、建てる前から「地球にやさしく」を考えています。CO2ダイエット診断書では、ヒートショックの少ない全館冷暖房の住まいを実施した場合、一般住宅と比べてSW工法住宅に住むことで削減できる年間の概算CO2量がわかります。
・CO2ダイエット診断書 (算出例)
SW工法住宅 | 一般住宅 |
CO2削減量
【一般住宅との比較】
|
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---|---|---|---|
冷暖房消費エネルギー CO2排出量(kg/年) |
2,430 | 5,610 | 3,180 |
地球温暖化 防止貢献度 (CO2削減効果) |
格住宅共ヒートショックの少ない全館冷暖房の住まいを実施した 場合、SW工法住宅は一般住宅よりも車で東京・大阪間約14往復相当 の削減効果があります。※東京・大阪間(500km)を燃費10km/L の車で走行した場合のCO2換算量より算出 |
算出条件
■お客様条件 計算地:東京(?地域) 外気温:拡張アメダス気象データより 建物規模:2階建延床面積45坪 SW工法断熱性能(Q値):2.24W/m2・K 家族人数:4人 冷房:電気(23円/kwh) 暖房:灯油(70円/r)
■その他条件 室内温度設定:夏27℃/冬18℃ エネルギー消費効率 冷房:COP4.0 暖房:0.9
■一般住宅の仕様 概要:昭和55年制定省エネ告示に基づく住宅 計算方法概要:室内温度を一定に保つために必要な年間の冷暖房費用を各地域の外気温と建物の断熱性能(Q値)から算出しました。
※本計算結果は概算です。実際に居住した場合の冷暖房費とは異なります。また、費用には冷暖房以外の家電、電灯、給湯器などの光熱費は含みません。
住まいつくりも「建て替える」から「住み継ぐ」という考え方に
家づくりの際、新築費用に限って考えてしまうと、結果的にムダな投資になることがあります。日本の住宅の平均寿命は26年。この「一般住宅」と60年継続点検保証住宅「SW工法住宅」を例に、住まいの生涯コストである、ライフサイクルコスト(LCC)について考えてみます(下図参照)。
建築資材からエネルギーまで無駄を抑え地球環境を守ります SW工法住宅と一般住宅を60年間でLCCを比較すると、約30年で一度家を建て替える一般住宅に対し、SW工法住宅は一度きりのリフォームで十分。建物解体時の廃棄物産出を抑えます。またSW工法住宅は、優れた保温性能をもつため冷暖房効率が高く、省エネルギーを実現できます。
60年でこんなに差がつく住まいに関する費用
(SM工法住宅と一般住宅とのシミュレーションの一例) 購入当初はやや費用がかかるSW工法住宅も、住むほどにその良さを実感できます。60年間住み継いだ時点で、住宅の建築・メンテナンス費用他の差額はおよそ2,875万円、結果的に毎年約48万円もの節約になります。
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